医学生の日記帳

書きたいことを書きたいときに書いてます。地方の国立大学の医学生です。

ニュースでよく見る”COVID-19”って何のこと?

全国の小中高校が臨時休校

こんにちは、たねです。

最近は、コロナウイルスに関してのニュースが報道されているのを

見ることが多くなりましたね。

そして昨日27日の夕方、安倍首相は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、

全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで

臨時休校するよう要請しました。

その記事はこちらです。

突然のことだったので僕もびっくりしました。

(大学は春休み中なので関係ないんですが・・・)

そんなニュースの中で気になったのが、”COVID-19” という言葉です。

僕はアルファベットの略称を見ると、何の略なのか気になってしまう質なので

さっそく調べました。

今日は、”COVID-19” とは何のことなのか調べた内容を書き残しておきます。

 

「COVID-19」って何の略?

新型コロナウイルスは当初、

「2019年に発生した新しい(Novel)コロナウイルス(COronaVirus)」から、

暫定的に「2019-nCOV」と呼ばれていました。

 

ところが、シリアル番号のようで覚えづらいため、

欧米などの一部メディアでは「Wuhan Virus(武漢ウイルス)」という

名称が使われることもしばしばありました。

 

正式に名前が決まっていないために「Wuhan Virus」のような

将来差別につながりかねない呼称が使われることを危惧したWHOは、

呼びやすく簡潔な名前を発表しました。

それが「COVID-19」です。

これは、

COronaVIrus (コロナウイルス

Disease (病気)   

2019 (最初に発見されたのが2019年)

からつけられた名前です。

 

ちなみに、「COVID-19」というのはウイルスではなく

病気の名前なので注意が必要です。

「COVID」の「D」は「disease」の頭文字なので、

「COVID-19」が病気の名前なのは明らかですね。

 

COVID-19(新型肺炎)の原因になるウイルスが

2019ーnCOV(新型コロナウイルス)である

ということです。

 

これは、

AIDS(Acquired ImmunoDeficiency Syndorome/後天性免疫不全症候群)の

原因になるウイルスが

HIV(Human Immunodeficiency Virus/ヒト免疫不全ウイルス)

である、と同じ関係です。

 

まとめ

「COVID-19」と呼ばれるようになった経緯を調べてみました。

差別が起きないようにするなどの背景があるんですね。

これからも医療に関するニュースで気になったことがあれば

このブログに書いていきたいと思います。